和歌山とラジオに関する談話。Part2
放送作家の河野虎太郎です。
「和歌山とラジオに関する談話。」の続きです。
2年前の4月2日、wbs和歌山放送ラジオで「和歌山LIVE 夕方わくわく」がスタートしました。放送初日から、電話コメンテーターとして、東京から出演することになりました。
打ち合わせで、寺門秀介アナウンサーには伝えました。
「必ず『コタローさん、今どこにいます?』から、始めましょう」と。
東京のどっかで、コウノが喋る。人的な魅力は皆無だし、持ちうる情報も何か特筆すべきものもなく。そんな人間が、ラジオで喋るんです。で、あれば、いま居る場所の話に重きを置いて、そこから話をしようということになりました。
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和歌山とラジオに関する談話。
放送作家の河野虎太郎です。
その人と初めて、やりとりをしたのは2011年の5月。
児玉清さんが亡くなった日の夜でした。僕はラジオ局の中で原稿を書いていたのですが、Twitterを見たら、児玉さんの逝去に関して、皆さんいろいろつぶやいていました。
その中のひとつに、朝のラジオ番組の書評コーナーで、児玉さんが喋っていたこと、そして知己を頼って、その番組をスタジオで見学したことをツイートしている人がいました。
その番組は、ちょうどその時、僕がいたラジオ局。
そうなんですか。僕、いまそこにいます。こうして、彼との頻繁なやりとりが始まりました。東京出身、中高は私立、奇しくも親が自営業という共通点もあったりして、勝手な親近感が湧いていた男。
その彼が、現在の勤務地から久々に帰京するというので、食事をしようという話になりました。
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